NFTの投資に興味は歩けれど、自分がこれまで触ったことのない世界だから何かあったら怖い、、、そのように考えていないでしょうか。
事実、NFTでは詐欺が非常に多く、1年間で約136億円相当の詐欺被害が起きているそうです。
以下はその記事に関するヤフーのニュースになります。
NFT盗難被害額、1年で約136億円相当に
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8683d98d720570b3b8560885711f4c8220e7add
これだけの被害総額になるとNFTに踏み出すことが怖くなりますよね。
そこでこの記事を読むことでNFTに興味を持った時に気を付けないといけない部分がわかります。
事実、私はNFT投資を始めてすぐに詐欺にあってしまい約20万円分の被害を受けてしまいました。
もし、実際に始める際には私の失敗談も踏まえてNFT詐欺に対しての嗅覚のようなものが育つことと思います。
NFTの詐欺のやり口にはどのようなものがあるのか
NFT詐欺には多様な手法があります。
- 偽サイトにウォレットを接続させる
- 偽トークンを購入させる
- 資金を集めて必要分集まれば雲隠れ
- 公式を騙って秘密鍵を入力させようとする
などなど。たくさんの手法がありますし、とにかく騙すために日々アップデートされておりどんどんと巧妙な手法で私たちからお金を盗み取るつもりでいます。
とはいえ気を付けていれば大丈夫だろ!自分には関係のない話だ
このように考える気持ちはよくわかります。しかししっかりとした自己防衛を行っていてもいつ自分事になるかわからないので油断は禁物!
NFTの詐欺から身を守るためにはどうしたらいいか
そうは言ったものの詐欺と安全なものは近い位置にいます。何が安全で何が危険なのかもあまりわからないということが正直なところ。
そこで日々襲われる詐欺の危険から身を守るために必要なことを続けて防御力を高めていきましょう!
まずは情報収集
まずは情報収集を行うことです。情報収集といっても悪い情報収集のみではなく、良いプロジェクトの情報についても情報を集め、感度を高く保つことが大切になります。
例えば、情報収集をおこなっていることでよく出回っている気を付けるべき詐欺についての情報を得ることで自己防衛につながります。
そのためにも常に普段からTwitterやDiscordによって情報を得ることは意識していきましょう!
秘密鍵の管理は一番大切
秘密鍵はとてもとても大切なものになります。
「そんなことはわかっているよ」と思うかもしれませんが本当に大切なことになるので気を付けましょう。
例えばミントサイトに誘導されているように見せることで秘密鍵の入力を求めることもあります。
秘密鍵は銀行口座の暗証番号にあたるものです。
絶対に他人に教えず、なおかつ人には見られないところに管理することは最低限行っていきましょう。
チェックポイント
秘密鍵だけは絶対に他人にわからないように管理をする
ハードウエアウォレットの導入
どれだけ情報収集を行っていた場合でも不注意や自分のミスによって思わぬ形で自分の大切な資産が奪われてしまうかもしれません。
その際に一つの防衛策としてあげられるのはハードウォレットの導入です。
逆にメタマスクなどのインターネット上のウォレットはコールドウォレットと呼ばれます。
コールドウォレットの場合はパソコンがウイルスに感染したり、秘密鍵をなんらかの形で奪われた際には防衛方法がほとんどないというデメリットがあります。
ハードウォレットを導入することで秘密鍵を別にモノとして管理することでそういったリスクから回避することができます。
例えばLedger Nano S Plusといったものを活用することで防御力を高めていきましょう!
チェックポイント
コールドウォレットでの管理だけではなくハードウォレットの導入もあり!
実際にNFTの詐欺にあった時にはどうしたらいいか
それでは実際に詐欺にあった場合はどのようにしたらよいでしょうか。
実際のところでは詐取されてしまった資産を取り返すことはかなり難しいとおもいます。
詐欺にあってしまった時にはショックの気持ちが大きく、すぐに行動することは難しいかもしれません。
それでも被害の拡大を防ぐためにできることは多いと思いますし、何かしらの打つ手はあることと思います。
メタマスクからNFTを避難させる
まずはメタマスクから被害にあっていない資産を避難させましょう。
秘密鍵を教えてしまったり、盗まれてしまった場合は全く新しいウォレットを作成し、その新しいウォレットに避難させることで被害を抑えていくことは大切になります。
秘密鍵を盗まれていない場合にははまずはメタマスクの許可を解除していくことで被害を抑える。
Etherscanなどを使ってRevokeすることで悪い人が手出しすることをできなくすることもできます。
とにかく被害にあった時には初動が大切になるので初動を間違えないようにしましょう。
SNS上で声をあげてみる
他にもSNS上で声をあげてみることで買い戻し・保護を行ってもらえることもあり得ます。
あくまで自分で動くことは必要になってきますし、信頼されていることが条件にはなってきますがTwitterやDiscord上で声をあげてみることで状況が良化することもあります。
大きいコミュニティには盗難にあった方のためのコミュニティがあったりしますのでそちらで相談してみることもよいでしょう!
チェックポイント
盗難にあった時には積極的にうごいてみることも一つ!
運営に報告、必要なら警察に届け出も
SNS上で声をあげてみる以外の方法として運営に報告してみるという手法も一つになります。
運営に呼びかけてみることで運営の方から動いてもらえることもあったりします。
盗難にあったコレクションを保護してもらったり、運営保有分から補填してもらう可能性もないわけではありません。
ただやはりそもそもがNFT界隈では自分で調べて自分で備えることが当たり前の価値観なので必要に応じて行うことがおすすめではないでしょうか。
また、オープンシーで盗品が売りに出されている場合、警察への盗難届を出すことによって該当のコレクションが凍結扱いになることもあります。
大切な自分の保有コレクションですので取り戻すために動いてみるのもよいと思います。
NFTの詐欺についてまとめ
今回ではNFTの詐欺についてまとめてみました。
被害総額が1年間で136億円相当に上がるなど、盛り上がりを見せている側面と反して負の側面も大きくなっています。
NFTの界隈ではDYORと呼ばれるように基本的に自分で調べて何とかしてね、ということが基本スタンスになってしまいます。
そのために普段は自分で自分の資産を守ることが求められるでしょう。